3月3日・4日で熱海に出かけた。
熱海駅前の写真はガラガラであるものの、思っていたよりは人はいた。
学校が休みのせいか、卒業旅行なのか、大学生ぐらいの若い人たちが多かった。
駅前名物の足湯は閉鎖。屋外でも閉鎖するのかと唖然。

街の中は早咲きの桜が満開。


海岸の桜も満開だけど人はまばら。

熱海と言えばここだが、若い人たちはこれが何かを知らないのではないか。
ましてこの携帯時代に、原作を読むことはないだろう。

最近ポケモンゴーのやり過ぎで、カモメもポケモンに見えてしまう。

梅園の梅まつりはコロナ騒ぎで先月末で打ち切りになり入場無料になったというが、そもそも暖冬で梅の花がとっくに咲き終わっていて、一体何を見るんだという感じ。
園内で唯一咲いていたのがこの木。

梅園の見所はこの中山晋平記念館のみ。

関八州総鎮護伊豆山神社。

ここは、頼朝と政子のデートの地だとかで、縁結びや恋愛成就のパワースポットとか。

頼朝と政子もこの階段を登って参拝したのだろうか。
837段あり相当にきつい。

MOA美術館。

ここには教科書で見た国宝、尾形光琳の紅白梅図屏風がある。
解説を聞きながら、本物を間近に見たが、無教養の私にはその良さがさっぱりわからない。


かろうじて白梅が残っていた。
背景の建物は、尾形光琳の屋敷を復元したとか。

MOA美術館は、創設者岡田茂吉のコレクションを基に作られたものであるが、岡田茂吉は世界救世教の創始者でもある。
この山の周辺一帯は、世界救世教の敷地でもあるが、MOA美術館にはその宗教臭さは全くない。
やはり宗教は儲かるのかな、という下品な感想も持ったが、施設や展示品は圧巻で、入場料は惜しくはない。
熱海といえば、1に温泉、2にMOA美術館、というのが私のランキングである。
熱海城とか来宮神社、或いは秘宝館とかいう人もいるかもしれないけど。