米が無くなり、ふるさと納税で手に入れた故郷会津の米を食べようと箱を開けてビックリ。
白米ではなく玄米であった。
ネットで注文をする時に間違えた。
最近こういうことが多く、やはりボケは急激に進行しつつあるものと思われる。
慌てて注文先の自治体に電話しても、「白米は次回以降の発送分からになります」と当然の返答。

近所で精米してくれるところがあるのか、とネットで検索。
やはり近所にはなかったが、幸いなことに、三駅離れている処に「コイン精米所」を見つけた。
車はないし、10kgの米をリュックに入れて電車に乗りウォーキングを兼ねて歩いた。
途中の坂道にはさすがに応えたが、それでも程なく到着。

コイン精米機を使うのは初めてで、操作案内をみながら200円入れ恐る恐るやってみた。
あっという間に終了。
米粒をこぼして悲惨なことにならないよう、用意したゴミ袋を三重にして慎重に白米を詰めた。
こんな所にあるコイン精米所は、使う人が居るのだろうかと思いきや、私が恐る恐るやっていると一人女性がやってきて順番待ちをするではないか。
で、私が出ると、また一人順番待ちが。
こんな所でも利用客が結構あるとは驚いた。
ついつい他の人を観察すると、ブランド米の3kgの袋を持っていた。
こうして少しずつ精米して食べている食通が沢山いるから、採算がとれるのだろう。
全く知らない世界であった。