4月29日に藤沢市内のフジロードを友人達と歩いてきた。
このフジロードは、各所に藤の花が咲くこの季節の格好のコースで、引地川沿いを歩くコースと境川を歩くコースの二つのコースがあるが、今回はより距離のある引地川を選択。
新聞によると、最近、藤沢市がこのコースの売り込みに力を入れているとこのことである。
<こちら参照>スタート地点は江の島の近くの引地川の河口。
ゴールの湘南台までは、計算では13kmほど。
10時出発で2時には到着予定。

申し訳ないが、ハマヒルガオが捨てられたごみに見える。

引地川の河口。

この辺は街の中ではサーファーが闊歩しているし、川でもこのとおり。

こちらは野鳥観察のグループ。

これが今回の主目的の藤の花。
しかし、もはや咲き終えていた。
藤棚は各所にあったものの、ここが最も残っていた部類で、ここ以外は完全に終了していた。

長久保公園。


市街地から徐々に離れていく。


国道1号線を越えてさらに北上するとやがて田園地帯に。

農作物を道端に置いておくだけで客が来る。
これが都市農業のメリットか。

田植えはまだこれからのよう。

洪水調整のための遊水池。その先の小高い丘は、大庭城跡。

舟地蔵。
側にあった看板によると、
北条早雲がこの大庭城を攻めた時、この一帯が沼地のため攻めるのが困難であったので、この近くに住む老婆から引地川の堤を切れば沼地が干上がること聞きだしたが、秘密を漏れるのを恐れて、この老婆を切り殺した。
そして、大庭城を攻略した後、殺された老婆の供養のために建てられたのがこの地蔵だという。

大庭城祉入り口。
この入り口付近で初めて休憩を取るが、休憩後にこの山に登るという人が誰もいない。
それどころか、このままでは予定の行程を時間内に踏破することが困難と判明。
まだ駅で言えば二駅分残っている。
とりあえず、歩けるところまで歩いて後はバスにのることとする。

引地川親水公園。

対岸のこいのぼり。

この構築物は何か、と話題になったが、横浜市水道局の水道管と判明。
相模川から取水した水を小雀浄水場に運ぶ管らしい。
新幹線や高速道路と見間違うような、なんと巨大な水道管だろうか。

この後、引地川を離れてバスに乗ってしまった。
その理由は、ゴールの湘南台のスーパー銭湯に3時から宴会の予約を入れていたから、それに間に合わせるためである。
だらだら歩いていたのが原因であるが、たかだか13km程度を時間内に踏破できないとは、年齢に伴う脚力の衰えというより、計画自体に無理があったようである。
そもそも、藤の花が終わっている、というがっかり要素も大きいか。
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