先週の5月14・15日の一泊二日で、友人達と長野県にある馬曲(まぐせ)温泉に出かけた。
足は、今回もJさんの愛車ベンツ。毎度のことながら、お礼申し上げます。
長野に行く前に、栃木県下都賀郡にある10年前に亡くなった我々の共通の友人の墓にお参りしたが、雨も降っていたことであり写真も撮らなかったので割愛。
いずれこのブログで彼の菩提寺や、生前の様子を取り上げることもあるだろう。
一気に小布施へ。

小布施は、「栗と北斎と花の町」なんだそうだが、いつ来ても落ち着いたいい街である。
老後は、こういう街に住んでみたいと来るたびに思う。(思うだけで行動が伴わないが)

桝一市村酒造場で酒の調達。
この酒蔵は、欧米人で初の利酒師、その後取締役にもなり、小布施の町おこしの中心となったアメリカ人女性で有名であるが、昨年退任したと、店の人が言っていた。
私も何度かテレビで拝見したことがある。

馬曲温泉は、新潟県境にも近い長野県の北部、スキー場で有名な木島平村の山あいにある。
宿泊先は梨の木荘。ここは村立の施設で一人3000円で宿泊ができるが、食事が出ない。
つまり自炊の宿なので、下界のスーパーで食料と酒を調達することになる。
宴会や朝食の様子も載せたかったがは全く撮影せず。

梨の木荘と馬曲温泉とは、徒歩2分ぐらいだが離れている。
こんな風景を見ながら、山道を登っていく。

桜は大半は散っていたが、やまぶきが見頃を迎えていた。


馬曲温泉公園内では、やまぶき祭り。山菜などが売られていた。
村を盛り上げていこうという地域の人達の意欲が感じられた。

馬曲温泉の内湯。

露天風呂は開放感があり、泉質もよく、申し分なし。
常連と思われる外人さんも来ていたが、程なく出て行った。
誰もいないところに、荷物入れに入れたシャンプーとボディソープが置いてあったので、これは温泉に備え付けのものかと思い、我々はそれを使い切ってしまった。
ところが先ほどの外人さんが戻ってきて、その荷物入れを持ち帰っていった。
ということで、外人さんはここの常連であり、この露天風呂には、シャンプーやせっけんは置いていないことが判明した。

木島平村の風景。
この辺は標高も高く、まだ田植えはしていなかったが、長野県・山梨県の平野部では既に田植えが終了していたところも多かった。

帰路に善光寺へ立ち寄り。
中国の人、東南アジアの人など観光客でごった返し状態。


新緑が美しい。

こちらは松本城。


ここも大量の外国人観光客、特に中国人観光客で城内は大渋滞。
現存する五重六階の天守の中で日本最古の国宝の城であり、当然ながら木造である。
なのに、こんなに客を入れて大丈夫なのかとつい心配してしまう。

本丸跡も整備されていて美しい。


馬曲温泉には、10年ほど前に一度行ったことがある。
その時は、同じ職場にいた木島平村出身の先輩に連れられて、職場の人達と行った。
偶然のことであるが、昨日、その頃の職場の人達が10人ほど集まり飲み会が中華街で行われた。
その木島平村出身の先輩とは四年ぶりでお会いした。
「馬曲温泉に10年ぶりに行ったが大変良かった。」という話を私がすると、「じゃあ来年のこの飲み会は馬曲温泉でしよう」とその先輩が言い出し、そのように決定された。
酔っぱらいの決定であるから、実行されるかどうかは不明である。