ウォーキングをしていて、あるお宅のフェンスに何か書いてあるのを見つけた。
最初は、何だろうな、とは思ったものの大して気にもせず写真を撮ることも無かった。
しかし、このお宅の前を通る度に気になるようになってきた。

そのうち、時々書き換えられていることに気か付いた。
週単位で書き換えているのか、或いは数か月単位なのか、そこまで観察していないので分からない。
これを書いて張り出している人はどのような人かも分からない。

そして、その意図も分からない。

ネットで検索してみると、書かれているのは、論語であった。
ということは、「学んで時に之を習う、亦説ばしからずや」ということなのだろうか。
または、「故きを温ねて新しきを知れば、以て師となるべし」ということなのだろうか。
このようなことを言っていると「燕雀、いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや」と言われそうなのでやめておく。
これを書いている人の私のイメージは、頑固者の怖いおじいちゃん、というものであるが、意外とひょうきんな人なのかもしれない。