今回は、我が地元の柴町。
拙宅から柴町へ行くのには、この裏道を行くと近い。
この道は古地図にも記載されているので、江戸時代から変わらずにあるものと思われる。
何故この付近が開発されなかったのかと言えば、戦前は海軍の、戦後は米軍の貯油施設であったからである。
現在は、横浜市に返還されており、公園にするという話であったが、今もって工事に着手されていない。
私は、このままの山林の方がいいと思っている。

小柴貯油施設の隣は、柴シーサイドファームという市民農園である。
30年程前は小規模な段々畑がある山間の地だった。
初めて訪れた時は、ここは信州か? と思ったものである。
それが、バブルの頃に山を切り開き農地となった。

対岸の千葉がよく見える。

八景島方面。

坂道の斜面には、かつての防空壕跡と思われる穴が開いている。




中には何もなし。

柴町の中心付近。

漁村の面影を残すのはここだけ。
八景島が近いだけに、海の傍の住宅街というのが「売り」のマンションや住宅だらけである。

柴漁港。


以前にはなかったが、漁港に「どんぶりや」ができていた。
いつできたんだろうか。
これは、入らずに通り過ぎるわけにはいかない。

メニュー(写りが悪くよく見えずにすみません)

入った時は、ほどよい込み具合だったが、その後どっと客が押しかけてきて長い行列ができた。

妻は「天丼」1300円。

私は「天ぷらうどん」800円。
やや高いが、ボリュームが多く味もよく、申し分無し。

こんなに漁船があるんだ、と妙なことに感心。
というのも、この辺の状況はシーパラダイスを中心とした観光地。
そしてその先は横須賀方面も反対側の磯子方面も工場街。
「漁」をする雰囲気はあまりない。

土日の13時半から魚の直売もやっているとのことである。
まだ一度も行ったことがないので、今度行ってみたい。

実は本当の目的は、柴漁港の先にある「海の公園」の「どんど焼き」。
今年も正月飾りを持って妻と行ってきた。

「どんど焼き」は毎年ネタにしているので、今回はネタにせずここで終了。