4月から職場が変わり、通勤時間が2時間半となった。
これまでの職場も1時間40分を要していたが、これほどの遠距離通勤は経験したことがない。
単身赴任を進める人もいるが、我が家の経済状況ではそんなことはできない。
一か月ほど経ったことでもあり、この間の出来事を記録しておきたい。
その1
まずは気候が違う。
自宅付近は天気が良くても職場付近では雨、またはその逆、ということが何度かあった。
距離にして60km以上あるのだから当然ともいえる。
家を出る際ついつい自宅付近の天気予報を見てしまうが、勤務先付近もチェックしないといけない。
その2
朝五時半に家を出るため電車は座れるものの、長時間電車に乗っているためか腰痛が発生した。
三月までの通勤時間1時間40分の頃は、乗換回数が多く待ち時間が多かったため、電車に乗っている実質時間はさほどでもなかった。
今は乗換回数も少なく、ロスタイム無しでほとんど電車・バスに乗りっぱなし。
これまで腰痛というのは、草むしりをした後などはあったが、座席に座っているだけで腰が痛いというのも情けない。
何かよい対策はないものか。
今のところ椅子に座らず立っている、という位しか方法がない。
その3
通勤の最後はバスであるが、近所に高校がありそこの高校生と一緒に乗っている。
バスは常に満員。
人数は多く、でかい荷物を床に置き通路は歩き難い。
そして話声は煩い。
態度も悪い。
こちらも出来の悪い高校生であったし、先月まで高校生であった娘、これから高校生になる息子がいる身としてはお互い様ということなのだが。
高校生の話は、声の大きさの割には、話す速度が速いこと、単語の意味がわからないこと、話の展開・つながりがわからないことなどから、よく理解できない。
が、長距離通勤を少しでも面白くするために、何かネタは無いかと聞いている。
それで高校生がバスの中で話していたことを三つほど紹介する。
【箱根駅伝】
何人かで友達の噂話をしていた。そしてある人の話題になり、
「〇〇って、漢字書けないんだよ。この間、箱根駅伝って漢字で書けなかったんだよ。
どこが難しいの?
それぐらい、書けるよねぇ。
頭悪すぎだよ。
えっ、ウチも書けないかもしれない。どんな字だっけ?」
そこで皆シーンとなった。
【オレオレ、ウチウチ】
「この間家に電話がかかってきたの。
そしたらオレオレ、オレだよオレだよって言うの。
はあっ?と思ったんだけど、お兄ちゃん?
ウチだよウチ、ウチ、ウチ。
ウチ今お金なくて困ってんの、お金貸してよ、と言ったら電話が切れたの。」
【加藤清正】
「どっかに加藤清正のパワースポットていう所があるんだって。
誰、加藤清正って?
ジャニーズ?
子役じゃなかったけ。
昔の人らしいよ。
新撰組じゃね?
あーそうなんだ。」
皆納得して話はそこで終わった。
以上は、いずれも女子高校生の話である。
彼女らは、明るくて楽しそうで元気である。
一方、男子高校生は、割合おとなしい。
これは、昔からそうだったかもしれない。
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