たぶん学校の運動会をネタにするのはこれが最初で最後かと思う。
昨日息子の小学校の運動会があったが、もう来年からは来ることが無くなる。
三々五々と小学校へ向かう人たち。
車ではどうという坂道ではないが、歩くとこれがなかなかの坂道である。
下って、上って、また上る。
その先もまた山あり谷あり。

小学校に着くと、すでによい席は取られていたが、子供達の通行の邪魔だからと、先生方がシートをどけていた。
子供が減ってきたせいか、かつての熱気はなくなったような気がする。
それとも子供が大きくなってきて、我が家が運動会に熱心で無くなったから?
この写真の近辺は、我が家では毎年食事をしている恒例の場所である。

今年から赤、青、白の三色対抗である。昨年までは、黄色もあって四色であった。
以前は全学年4クラスであったのだが、今では3年生以下は3クラスに減ったためである。
それでもこの辺では、それなりに人数のいる方であり、1学年1クラスも珍しくない。
さて、息子が出たの競技は、100m競争であったが、なんとぶっちりぎりの大差をつけた一位であった。
6人ぐらいで走って、3~6位ぐらいがこれまでの定位置であったのだが、どうしたことか。
息子もよほど喜んでいるだろうとお昼に聞いてみると、足の早い人と遅い人にグループ分けしてあり、遅いほうのグループで走ったから、とのことであった。
少しもうれしそうではなく、不満のようす。
親の私に似ず、息子は割合大柄のほうであり、そういえば、一緒に走った同級生はみな小柄だったような気がする。

かつてほどの熱気と観客数はないが、それでも観客は熱心である。
特に、騎馬戦や綱引きでの観客の応援はすごい。
おばあちゃんまで、「アオグミーー、ガンバレーー」って叫んでいるし。
騎馬戦で「後ろから帽子をとるのはずるい」とか言って憤慨しているお母さんもいるし。
まあ、最初から最後までシートの上で寝ている人もいるが。

運動会の一番の楽しみは、なんと言っても昼食。
中には、コンビニ弁当の人もいるし、どうやって食べるの、と思うほどのすごい量の超豪華弁当の人もいるし、様々である。
かつては、校庭の片隅でバーベキュウをやってビールを飲んでいる人も見かけたが、さすがに最近はそんな人はいないようである。

これはクラス毎の絵のようである。

この時期、校庭にいて日が当たると暑いし、かといって校舎の日陰にいて風が吹くと寒い。
そんな思いをしながら、毎年通った子供達の運動会は、これで最後である。