4年に一度のオリンピック。
全ての競技を見たわけではないが、私が見た範囲で記憶に残ったものをランキングしてみた。
第一位 ボルトV3オリンピックで何を見たいかと言われれば、やっぱり男子100m。
そして、どの種目でもオリンピックの決勝に残るぐらいの人なら実力的には紙一重、勝ち負けは運・不運、ということが多いが、ボルトだけは別格。
すごいの一言、まさにスーパーマン。
第二位 男子400mリレーで 銀ボルトがいなければ、金もあり得た。
一人一人の力は大したものではなくとも、四人が集まると・・・・というストーリーとバトンのアンダーパスに注目が集まったが、走力も十分にあった。
選手個人のそれぞれ100mでの伸びしろもまだまだあるように思える。
第三位 吉田沙保里V4ならず 決勝戦の前の表情は固く青白く見えたので、やばいかな、とは思った。
いつかこういう日が来るとは本人はもとより誰もが思っていたのではないだろうか。
その日がとうとう来た。
負けた後のインタビューでは、「取り返しのつかないことをした」などとあまりにも気の毒な発言をしていたが、誰も彼女を責める人はいないだろう。
今後は、指導者の道を歩むのかタレントへの転身か、結婚・出産という道も王道ではある。
でも、もう一度東京オリンピックに出てくれないかなあ。
金は取れなくとも、ボロボロになっても続けるというのもよい姿だと思う。
第四位 伊調馨V4 立派。もはや国民栄誉賞しかない。
たぶん、彼女はこれで引退かな。
第五位 福原愛の握手拒否 卓球女子三人のチームには、「女子高の部活」的な匂いがするが、その中でも特に愛ちゃんに感じる。
準決勝での敗戦直後に、相手選手が握手を求めて来たにも拘わらず、それを無視するというのはいただけない。
そのゆとりのなさが、試合にも表れており、勝てる試合を落としてしまった。
でも、銅をとった後の涙涙のインタビューには、ついこちらもホロリとしてしまった。
第五位 開会式の行進 日本選手団の行進の先頭に、山下だとか、橋本聖子だとかの役員が歩いていた。
それはないだろうと思った。
やはり選手が行進の先頭・中心になるべきである。
選手を4~5人しか派遣していない国なら役員コーチがいても良いと思うが、日本のような大選手団を派遣している国で、何の必要があるのか。
最低でも、最後尾で行進すべきであり、JOCの体質が表れているようで、不愉快であった。
第六位 女子5000m予選での転倒 ニュージーランドの選手が転倒し、巻き込まれて転倒したアメリカの選手が手を貸し、助け合い励ましあってゴール、という何ともオリンピック精神の発露ともいえる光景があった。
私もLIVEで見ていた。
しかし、だからといって、特例で二人の決勝戦進出を認めるというのはどうなのだろうか。
それとこれは別ではないかと思うのだか。
第七位 女子5000m予選での増田さんの解説 実況アナ「陸上5000m予選 上原美幸選手現在1位ですが2位集団に吸収されました!」
増田明美さん「上原さんはキーホルダーを集めるのが趣味で一番好きなのは焼き鳥のねぎまだという事でなぜかというとネバーギブアップ、ねぎーまっぷということらし」
実況アナ「待ってください!今再び1位に!」
以上はネットからコピーしてきたものだが、私もこれをテレビで聞いていて笑ってしまった。
増田さんの解説は、あまりにも細かいエピソードが豊富なのが特徴だが、今それを言うところか、というところでも話すし、毎回のことながら面白すぎる。
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