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メイの家

Author:メイの家
横浜市在住


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DATE: CATEGORY:読書
ネットで見つけた我が故郷の会津関連の古書をまたしても購入してしまった。

こういうことをしていると断捨離など何度やっても効果がないのは、十分自覚している。

娘はからは「郷愁だねえ~。もう戻れない世界だねぇ~。」と冷やかされ、妻には「また捨てられない本が増えたね。」と言われている。





今回見つけて購入したのはこれ「写真アルバム 会津の昭和」。

内容はこれから見るので不明であるが、タイトル通りの写真集である。

ネットで見ると、同じような全国各地の都市の昭和時代の写真集が出ているが、そのシリーズの一つである。
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「会津の街道」は、数年前に購入。

実家の界隈の部分だけパラパラと呼んだだけで、大半は未読で老後の楽しみにとってある。
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「会津坂下」、この本も今年購入。まだ新品同然で平成の後半の出版。
ほとんど読んでいない。
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「写真で見る塩川町百年史」は、いつ購入したか記憶が無い。

昭和43年の出版。この本も全く読んでいなかったが、昨日、この写真を撮るためにパラパラとめくったら、ついつい止められなくなり全ページを読んでしまった。

私の曽祖父の写真も掲載されており、なかなか興味深いものがあった。

欲を言えば写真に撮影年代が記載されていないものがあったことや、この本を制作したであろう昭和43年当時50~60歳台の人達には説明不要の当然の事柄でも、後の人には「これは一体何?」というようなものがあり、もっと具体的な説明が欲しいものがあった。
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平成6年出版の「濱崎百年史」は10年前ぐらいに購入。

ページをめくらずに老後の楽しみに取ってある。
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以下の「会津若松城」と「戊辰戦争の城」の二つは古書ではなく、こういう本を買っていけば私が喜ぶだろうと、10年前ぐらいに妻が買ってきたもの。

一応喜んだ振りをして礼を言ったが、実の所さして興味が無い。

しかし、もう少し年をとれば面白く読めるかも、と思いとってある。
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他にもまだあるが、10年以上前に購入したものは段ボール箱の中に入っており、取り出すのが面倒で紹介できない。

多いのは会津で行われた遺跡の発掘調査報告書と歴史関係の本である。

遺跡発掘調査報告書は、印刷部数は少ないし教育委員会や図書館当たりで保存されるだけである。

学術的で読んでも面白くないものが多いし、発掘場所が異なっていても内容的に同じというものが少なくない。

であるが、たまに「へーー」と感心することもあり、ネットで見つけるとつい購入してしまう。

値段は大抵宅配料金の方が高い。





老後の生活は近づきつつある。

どう楽しく過ごすか、課題である。




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DATE: CATEGORY:読書
塩野七生さんの作品であるベストセラー「ローマ人の物語」を読み終えた。

「ローマは一日にして成らず」という言葉があるが、「ローマ人の物語」を読み終えるのも一日にしてならずであり、一年以上かかった。

通勤電車のお供の地位は完全にスマホに取って代わられ、家に帰ればパソコンが主役。

以前より確実に読書の時間は減少した。

おまけに「ローマ人の物語」は、文庫本で全43冊ある。

買うのも大変だった。

最初の数冊をブックオフで買ったものだから、全冊ブックオフで揃えようという下らない考えに憑りつかれ、書店には行かなかった。

前半の20巻ぐらいまではどこのブックオフにもあったが、30巻以降はなかなか揃っていない。

また、我が家の近くにブックオフはない。

ということで、出張や飲み会などの折に回ったブックオフは、本厚木、相模大野、鶴間、藤沢、大船等々。




これだけの大作を読み通したというのも、内容が大変面白かったからである。

ローマ帝国の通史というべき内容で、ローマ帝国の建国から西ローマ帝国の滅亡までの千年以上の歴史が生き生きと描かれている。

とりわけ作者が最も生き生きと描いていた部分は、ハンニバルが攻めてきてそれを迎えうつローマ軍、いわゆるハンニバル戦記あたりであろうか。

蛮族が次々襲来するローマ帝国末期は、感情をおさえた淡々とした筆致。

作者はよほどローマ帝国が好きなんだろうと思う。

スターウォーズの悪の帝国のモデルにするには気の毒な面がある。

それというのも、キリスト教徒が世界の天下を取ったためで、そうならなかったらローマ帝国の評価はまた違ったものになっていただろう。

「勝てば官軍」は不変の真理である。
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さて、この後の読書はどうするか。

ブラブラと書店を歩いていたら「ローマ亡き後の地中海世界」が目についた。

引き続き、塩野七生さんの世界で過ごすこととする。

ただし、今度はブックオフの古本ではない。
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DATE: CATEGORY:読書
ウォーキングの最中、トイレ休憩のためにショッピングセンターへ。

用が済んだらさっさと帰ればいいものを本屋さんをウロウロ。

あっちこっち立ち読み。

さて、そろそろ帰ろうかなと思ってふとみるとワゴンの中に古本が置いてあった。

古本屋さんではなく、ごく普通の本屋さんなのだが。



本を買うつもりはなかったのだが、古本の箱入りの鉄腕アトムが置いてあったのでついつい買ってしまった。

古本にしてはちょっと高かった。

税込7800円。記載されていた新品の定価が税別9637円。



子供の頃、断片的には読んものの、最初から最後まで通して読むことなどは、とてもとてもできることではなかった。

今頃になって夢をかなえたということか。
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読まずに老後の楽しみにとっておこうかとも思うが、老眼になって読めなくなるのももったいない。

これから、少しずつ楽しみながら読んでみよう。
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DATE: CATEGORY:読書
藤沢駅前にジュンク堂という書店がある。

大手の書店であるが、神奈川県内ではここだけのようである。

この店を知っている人は、異口同音に「品揃えがマニアック」と言う。

まさしくそのとおりで、誰がこんな本を買うんだ、と思われるような本が沢山置いてある。

おまけに、ベンチまで置いてあるし、立ち読みならぬ座り読みも可能である。




先月、藤沢で飲み会があった。

集合時間よりかなり早く着いたので、やっばりジュンク堂に立ち寄った。

マニアックな品揃えの中でも、私がつい足を向けるのは郷土史のコーナー。

ここで数々の「こんな本誰が買うんだ」という本を買ったが、この日もつい買ってしまった。




「じいちゃんありがとう ~一枚の写真から~、 奥会津 子ども 聞き書き百選1」という本である。

出版社は奥会津書房、金額は千円、自費出版のような体裁の本である。

この本は、数年前から置いてあった。

この本を初めて見たとき、「藤沢市内で誰がこんな本を買うんだ、
会津でも売れないだろう、
どういう方針でこんな本を仕入れてくるんだろう」
と率直に言ってそう思った。

このまま何年も店頭に置かれても売れないだろうし、しょうがないから俺が買ってやるかと考え買ってきた。

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小・中・高校生が、自分のおじいちゃんやおばあちゃんに、昔の写真を見ながらその頃の思い出を語ってもらい、それをまとめるという内容である。

後書きによると「福島県の南部に位置する只見川電源流域振興協議会構成町村(柳津町、三島町、金山町、昭和村、南会津町、桧枝岐村、只見町)に広く募った。」とある。

電力会社から補助金でもあったのだろうか。

それを夏休みの宿題にでもしたのだろうか。

その辺の事情は一切説明がないのでよくわからない。



小学生の文章は短くは素朴であるが何か心を打つ内容に、高校生はさすがに長文で読ませる内容に、中学生はその中間、という感じである。

祖父母からは、戦争にまつわる思い出、友達との遊び、みんなと行った旅行などの思い出が語られ、孫たちはそれを興味深く受け止めている様子がうかがえる内容である。

学校名と名前を伏せて、短いのを少し紹介してみたい。

本当は、文章が長い方のが面白いのだが、ここに書き込むのも時間がかかるので、ほんのさわりだけ。

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「にぎやかな年とり」(小学5年生)


う~ん、これは年とりのばん(晩)だな。30年ぐらい前かな。

そのころは、年とりになっとじいやの兄弟が、子めらつれてとまりに来たもんだ。

多い時は20人も集まってな。ばあちゃん達はごはんごしらえで大忙しだ。

米だってな、1回に2升もたかねと間にあわなかった。

おかずも朝、昼、晩のことだから、もう、何作っていいか分かんなくなったもんだ。

それでも年とりの夜はごちそうが決まっていて、おひらだとか、あらまきざけだとか、ゆべしやようかんも作ったのもだ。

それを食いながら、今年はいろんなことがあったな、来年は、あれやんべ、これやんべなどと話し合ったもんだ。

子めらもいとこどうしがいっぱい集まって、オセロやったりカルタやったり、盛り上がるとカラオケが始まるんだっけ。

今はみんなおとなになって、とまりに来ねえ。

静かな年とりになったなあ。

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この後に、大晦日に10人以上の子供たちや大人達がご馳走を前にして盛り上がっている集合写真が掲載されている。

室内の様子といい、なんとも懐かしさがあふれた写真である。


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おばあちゃんの思い出(中学2年生)


今71歳昭和12年5月17日生まれ。

これは冑中(かぶちゅう)の青年会として東山さ旅行に行っただ。

中学校ぬけて2年ぐらいたった時。

時は、朝5時ごろ出て、行く時はわらぞうりはいて、滝谷駅まで行って、そっから靴にはきかえて、若松駅まで行っただ。

んで、若松駅からバスで東山に行き、あっちでお昼を食べて、仙人風呂って大きな風呂があっんだわ。

そこさ女の人達は入んべって言ったのに、男の人達が恥ずかしから入んねって言って、仙人風呂入んねで見ただけで帰って来ただ。

そのころな、東山っていうと、行くどき若松から山の中を通っていっただ。

今は、若松から家がつながって、どっから東山だかわからなくなっている。

面白がったかって?

面白がったかわい。東山も若松も初めて行っただもん。

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中学校を卒業して2年であるから、昭和28、9年頃である。

東山で撮った集合写真もなかなかいい。

ワイシャツに黒いズボンの男性に対し、ブラウスにスカートの女性は何か垢抜けた感じがする。

私も高校生の頃なら集団で混浴に入るほどの勇気はなかったかもしれない。

今なら喜んで、なんだけれども。





かわいがってくれた兄弟の戦死や家族の病死などのつらい話、
遠い道のりを歩いて通った学校での生活、
雪のため通学ができずに寄宿舎に入った冬期間の生活、
青年会での旅行や修学旅行の楽しい思い出、
今はすたれたであろう地域のイベント、
等々の内容。

話しながらつい泣いてしまうおばあちゃん、それを聞く孫、素朴だがいい内容だと思う。

しかし、作品のひとつひつとに「会津学研究会」という方々の、解説のようなわけのわからないコメントが付いているのは、どうにもいただけない。

どうせ書くならもっとましなコメントを書いてもらいたい。

やっぱり解説などいらないな。

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DATE: CATEGORY:読書
遠距離通勤の中で、ジャレット・ダイアモンドという人が書いた「銃・病原菌・鉄」という本を読んだ。

ベストセラーになった本なので、既に読んだ方も多いだろうと思う。

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その内容としては、
何故ヨーロッパ人が世界を支配するようになったか、
何故新大陸の、昔の言い方をするとインデアン、インディオの人たちが征服され、その逆はなかったのか、
その理由を1万3千年の人類史の中から説明しているものである。


その直接の理由は、銃・病原菌・鉄を持っていたのがヨーロッパ人であったことによるのだが、それでは何故ヨーロッパ人がそれを持ち、旧大陸の人達は持っていなかったのか、という根本の疑問を解き明かしている。

人種的に特別優れていたからではない。

氷河期の終了直後の1万3千年前はどの大陸の人類も皆同じレベルだった。



結局は、ユーラシア大陸は農業に適した植物や家畜化しやすい大型哺乳動物に恵まれていたこと、

そして東西に広がっており農業・牧畜が他民族へ伝播しやすかったこと、

これが人口の増加を招き、社会を高度化させたのがその根本理由ということである。


これらのことを実に詳細に説明しており、なるほどと思うところ多々あった。



で、話は病原菌のことである。

というのも、タイトルにある銃と鉄の話はほとんど書かれていない。


推定2千万人いたアメリカ大陸の人口は、ヨーロッパ由来の病気、例えば天然痘、麻疹、ペスト、インフルエンザなどにより2百年も経たないうちに百万人まで減少。

コロンブスが来た時には先住民が800万いたイスパニョーラ島は、先住民数がゼロに。

ハワイ諸島の先住民は、50万人が8万人に。

約6千人のスペイン人が人口数百万のアステカ帝国を滅ぼしたのは、圧倒的武力もさることながら人口を半減させた天然痘の影響。

インカ帝国も同様。

その他、オーストラリア、フィジー等々のすさまじい事例が列挙されている。



こういった病原菌の発生原因の多くは、家畜に由来しているとしている。

つまりは、人間に伝染しないはず病原菌が、高密度飼育の家畜中で変化適応し、人間にも感染するようになった。

そして、人口密度も高くなっており、あっという間に感染していった。

ヨーロッパ人は長い間病気に晒されていたので、免疫があったが、新大陸の人達には免疫がなかった。



ところで、著者は、ペスト、天然痘、インフルエンザなど特に人類史に大きな影響を与えた病気の発祥地を中国とみている。



そういえば、今、猛威を振るっている鳥インフルエンザも、上海か。

歴史は繰り返すか?

先に免疫を持った中国人が世界を席巻する日も近い?


これだけ医学が進歩し、瞬時に情報が伝達する今日ではそんなことはあるまいが。



著者は、同じユーラシア大陸でも中国ではなく何故ヨーロッパが主導権を握ったか、という点も分析している。

これも地理的要因としており、中国は割合平坦で海岸線も単純であったため人の行き来がしやすかった。

反面ヨーロッパは、海岸線が複雑で地形も険しく、人の移動が比較的困難であった。

これが統一された中国と不統一のヨーロッパを生み出した原因であり、

ヨーロッパは不統一であったがため競争社会が継続し、統一された中国は一人の命令で方針決定されるようになり、これが原因でヨーロッパに負けたとしている。


さて、この理由はどうだろうか。

多少納得できない点もある。

そしてこれからはどうなるのだろうか。

この本では、言語や文字の発達の話など他にも興味深いものがいくつもあった。


こんなどうでもいいことをボーっと考えているのも遠距離通勤の暇つぶしには最適か。

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