今年も、我が家のクスノキの落葉が始まった。
梅、桜などの開花が寒さで遅れたように、クスノキの落葉も遅れた。
通常ならば、三月の中・下旬から始まり、四月の上旬がピークで、四月下旬には終了する。
昨年秋の台風襲来に伴う塩害により、我が家のクスノキも落葉したので、ひょっとして今年は落葉はなしかと多少期待していたが、一ヶ月遅れながらやっぱり来るべきものが来た。
まさに自然の摂理と、一応は頭では分かっているが、毎年のことながら面倒なことこの上ない。
庭だけならともかく、道路の上にも大量に降り注ぐ。
葉っぱの量が他の樹木と比べて格段に多いようだ。

それに葉っぱだけではなく小さな枝や、なんだかよくわからないが芽のまわりについている殻のようなものまで落とす。
掃いても掃いても、そのそばから落ちてくる。

昨日も今日も掃除三昧。
妻は、「普段まったく運動しないんだから、運動になっていいんじゃない」といつものように気楽だが。
まあ確かに、掃除をしているといいこともある。
こちらは、花粉症対策のため、帽子、眼鏡、マスクと怪しい姿ながら、通りかがりの人がクスノキに関心を持って話しかけてくる。
今日も、何人かの人に声を掛けられた。
「この木はなんという木ですか?」
「春に落ち葉になるんですね。」
「毎年ご苦労様です。」
そして、近所のおばあちゃんは、こんな話をしてきた。
「あなたの掃除している姿を見ると、昔の子供の頃を思い出すわ。
子供のときは、東京の○○に住んでいて、大きな家だったのよ。
裕福な家だったわ。
お父様とお手伝いさんとでよく庭の落ち葉の掃除をしてね。
そして、集めた落ち葉で焚き火をして、縁側に座って焚き火を眺めていたわ。
焚き火のいい臭いがした。
時には、お芋を焼いたり。
子供でも何かのお手伝いをしてほめられて嬉しかった。
ああ懐かしいな〜。
あの頃はよかった。」
あーー実は、このおばあちゃんから去年も一昨年もその前もこの話を聞かされている。
今年も、やっぱり落ち葉同様に来たな。
て、この落ち葉の記事も毎年同じか。
まあ、お互い様だね。